転職先として注目されている介護業界

介護業界の求人に応募する人はもともと業界内で働いていた人ばかりではありません。業界外から転職したいと考える人も多くなっています。年齢層も幅広く、20代の人から50代に至るまで転職に成功している人がいるのが現状です。

介護業界に転職しようとする理由としてもともと介護に興味を持っていたという人もいますが、そうでない人の流入も多くなっています。
その理由として、業界外で働いてきた人の受け入れ体制が整っていることが挙げられます。新卒や第二新卒でない限りはなかなか未経験でも大手を振って歓迎してくれる業界はありません。
しかし、介護業界では人材不足の影響で未経験者であっても採用してもらいやすい状況があり、特に人手不足の現場であれば性格などから判断して明らかに不適だという場合以外は採用していることすらあるのです。

介護には実際には知識やスキルが必要とされますが、特殊なスキルを予め習得していなくても従事できる仕事もあります。そのため、本当に何も知識も経験もない状況であっても現場に出て、できる仕事から順次学んでいくことが可能です。
研修体制や教育体制も整っている現場が多く、未経験でも比較的速やかに仕事に慣れることができます。

さらに、働きながら資格を取得できる支援を行っている現場も少なくありません。
このようにして現場で育ててもらえる点がメリットであり、自分がいる業界に不満を抱き、他の業界で働きたいと思い立った人が介護業界を選ぶようになってきているのです。